ヒゲについてあれこれ

HIGE CLUB

The special site of the moustache

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時代髭男

ヒゲから読める時代のなかの男たち

Text by : ヒゲ倶楽部特別技術顧問:藤井実

 

心理学的にヒゲを考えると「サングラス」と同じような意味があるといわれております。それは本来の自分の姿と違う自分に変貌することにより、いつもとは違う自分になるという意味です。深層心理のなかにある自身へのコンプレックスによる変身願望が、そのような心理をおこさせるのかもしれません。よってヒゲを生やすことにより、行動的になり野心的にもなりえるとも言えます。
 
これを時代の中のヒゲに当てはめてみると興味深いことが判ります。ヒゲとして認知されはじめた戦国時代では、まさに男は行動の時代だったといえると思います。日本各地の大名、また使える武士など天下人を目指していた時代にはヒゲは「強さ」そして「野心」の象徴として普及します。そして江戸時代には徳川家によりヒゲは禁止されるわけですが、これにもそれなりの意味があったことが想像されます。資料がないので持論となりますが、ヒゲを禁止することにより世の男たちの行動力、特に野心を取り除きその動乱の時代に終止符を打たす布石とも考えられます。
 
そして江戸時代から近代史へと移る明治・大正・昭和初期は戦争なども起きた動乱の世でもあったと考えられます。まさにまた戦国時代のように男が行動力を求められる世になり、ヒゲもまた軍人・政治家・財界などに行動力、野心とともに威厳・権力という意味合いの元で普及をしていくのです。
 

その後、第二次世界大戦の敗北とともに日本は急速に高度成長時代へと突入します。世の中は経済の普及とともに企業という大きな組織の中で、組織の中の個を求められる時代になるわけです。ここで様々な企業はチームワークを重視し、脱個人を社員に求め始めます。ゆえにヒゲは会社では、職場ではけしからん・・という風潮がでてきた背景があると思われます。 
 
そう、お気づきかもしれませんが企業は徳川幕府が行った大ヒゲ禁止令を発令し、組織としての力を優先したのでした。そして、その力ゆえに日本は瞬く間に高度成長をとげ現在の地位を築きあげたといえます。
 
そうして、高度成長末期ともいえるバブルが崩壊し日本は新しい局面を迎えることになります。それは「成果主義」ともいえる欧米型の経済システムが企業にも普及され始めております。つまり、企業という集団から抜け出ることが求められる時代になり、没個性化から行動をする個を主張する時代へ変わりつつあるわけです。すると、また世にはヒゲが普及する時代が訪れようとしているわけですね。行動的といえば、それまでヒゲが禁止されていた我が国の自衛隊も近年ヒゲが解禁されたのが記憶に新しいとこですね。
 
また高度成長期を支えた団塊世代の方々が、定年退職後の活路を見いだす際にもヒゲは大事な意味合いを持ちます。それまで勤め上げた企業において守らされた大ヒゲ禁止令への反動、そして新しい活路への行動をヒゲが意味するところなのです。まさに、団塊世代の方々がまた新しい形の日本におけるヒゲ文化をつくりあげる時なのかもしれません。

歴史髭話 

ヒゲの歴史と現代への流れ

「ヒゲ」と言っても、「あごひげ」、「ほほひげ」、「くちひげ」などがあるんです。英語で言いますと「ベアード 」「ホイスカー 」「ムスタッシュ 」さらに漢字では「鬚」「髯」「髭」というのですね。今では個性の象徴となりお洒落の象徴ともいえる動きがありますが、昔は今とは違ったものでありました。女性にはない男性だけのモノですから、その歴史は男の歴史ともいえるわけです。自分なりの持論も入り込みますが歴史とともにヒゲの歴史を紐解いてみたいと思います。
 

発生から仏教伝来まで

まずは先史時代にお話。このころのヒゲはスタイルとかなんてものでなかったのは想像できますね。ヒゲが立派に生えてくるようになれば、それは成人として生活をしていたのでしょう。ただこの時代は平均寿命が短かったでしょうから、近代のようにヒゲが大人を象徴する、などは微妙なところでしょうね。ただ当時の生活から考えるとヒゲは寄生虫や、食事の際に邪魔になるなどの存在だったと思われます。各地で出土している石器が現在のカミソリの代わりとしてヒゲを剃っていた、というより切り落としていたのでしょう。これは新石器時代、縄文時代そして弥生時代にまで当てはまると言えます。また人類とヒゲの進化過程において、寒い地域に移動をしていったモンゴロイドはヒゲが凍りつき凍傷になることからヒゲが退化していいく過程もみられます。飛鳥時代になると仏教伝来とともに日本にも大陸からカミソリが持ち込まれ、当時は法具としてヒゲをを剃る儀式に用いられたみたいですね。この時代くらいから一般の人もヒゲを剃るようになりましたが、カミソリは法具であり一般的には使用されていなかったと思われます。小刀など当時の道具を使用したようですね。また当時の中国から伝わった「けっしき」といわれる毛抜きで抜いて整える方法も一般的だったようです。
 

室町時代から明治時代まで

室町時代に入ると、当時のヘアスタイル?として月代(さかやき)を剃る露頭が定着しはじめておりまして、月代を剃る際に剃刀をはじめて用いた人物は織田信長と言われております。ただ、一般的にはまだまだ剃刀は高価なものだった為に庶民などは毛抜きで月代を行っていたようです・・痛そすですね。当時、ヒゲはまだ公家はヒゲをたくわえないのが普通でしたが、役人のなかには威厳を整えるために「かつらひげ」といわれるつけひげをしたこともありました。武家もヒゲを抜いたりして、やはり威厳を整えるために形を整えたりしました。
 

この時、あごヒゲは胄の緒の都合からたくわえた場合が多かったようです。戦国時代になると、ヒゲは強さの象徴として賛美されはじめます。特に大ヒゲを「ひげまん」などといい当時の武将がよく好みました。あの豊臣秀吉でさえつくりヒゲをたくわえたと伝えられております。ヒゲを生やすことで、観るものの印象に凄みを感じさせ、さらには顔色を隠すことにより本心を見抜かれにくくするヒゲの一面が時代に好まれたのでしょう。そして、だんだんと世が落ち着くにつれヒゲは一般的にも抜く作業から、剃刀で剃り整えるようになったといわれております。
 
貞享元禄(1684〜1704)の時代になると、庶民の間でもヒゲが大流行。ある意味では現代よりも熱狂的で、ヒゲの薄い人は「作りヒゲ」という松脂を加えて固めたモノを取り付けたり、なんと墨でヒゲを顔に描く者までおりました。そのヒゲの流行はだんだんとエスカレートし、カマヒゲと呼ばれるような立派なタイプも現れ,当時の町には様々なヒゲで溢れかえったことが想像できます。この流行を「害」と考えた徳川幕府は1670年1686年に老人以外がヒゲをたくわえることを禁止する禁令「大ヒゲ禁止令」をだしました。最終的には刑罰をも科す徹底ぶりで、以後江戸時代からは武士などから威風堂々としたヒゲは姿を消すことになります。
 

明治時代から近代まで

明治時代になって、文明開化の気運が起こり欧米文化が浸透し始めると庶民にもヒゲを生やすことが再び流行いたしました。明治初期のヒゲは官員、そして学者、教員と当時威厳を持つ職業、立場の人たちまで及びました。戦国時代とは違い、単にヒゲを生やすだけでなくその人の顔形に合ううように工夫されておりました。日露戦争、そして世界大戦と日本もまた動乱の時代に突入していくことになりますが、皮肉にもここでもヒゲは威厳の象徴としてさらに脚光をあびることになります。その際、軍人の間ではドイツ皇帝ウ”ィルヘルム2世をまねた「カイゼルひげ」がにわかに流行しております。そして、終戦後もまだヒゲは威厳、風格の象徴として文化人、財界人などにも好まれております。しかしその反面、高度成長期になり会社に勤めるサラリーマンをはじめとする人々の間では、会社規則、職場などでヒゲを禁止する傾向が強くなり徐々に姿を消していきます。そしてバブル時代が終焉をむかえ、それまでの組織型経済から成果主義的ともいえる個人主義の時代を迎えます。その現代の日本では若者また高度成長期を支えた団塊世代の方々にヒゲの流行の兆しがみえます。これは戦国時代とはもちろん明治時代のヒゲとも違い、新たなヒゲの財代の幕開けです。
 

ヒゲが流行る?もう一つの要因

Text by : ヒゲ倶楽部特別技術顧問:藤井実
 

ヒゲを生やす男性が増えている一つの要因として、大事な要因があります。それは「女性」がヒゲを受け入れ始めたということなんです。これまでヒゲに関しては「汚い」と印象が近年になるとヒゲを男性的な魅力として受け入れる風潮がでてきております。
 
それまで様々な業界が男性市場に大してアプローチをしかけましたが、そのだいたいが女性向け商品・企画の焼き直しであったように思えます。ゆえに一部の先進的な男性の心をとらえ、市場としては成功を収めても女性を巻き込んだ大きな流れにはなりませんでした。それらは女性自身もお洒落、流行として楽しんでいたものであった上、そこに男性的魅力を強烈に感じることができなかったわけです。
 
そして現代、ヒゲという男性しかないモノに女性が気づき「いいんじゃない?」と様々な発信をし始めたのであります。そこに流行にお敏感な若者が飛びつきブームとなろうとしております。これが近年のマスコミをはじめとしたヒゲに関する動きの要因です。「異性にもてたい」という意味でヒゲを生やすことも、ヒゲが文化となる要素ですものね。
 
ただし、注意が必要なのは女性に受け入れられるヒゲとは清潔感が感じられること、またはこだわりが感じられることが大切。無精ヒゲと自然なヒゲは似ているようで別のもの。そして、自分の顔のマイナスを誇張させるようなヒゲのデザインも駄目。そのあたりを理解してヒゲを伸ばすべし、ですかね。

科学髭話

ヒゲ 

hige_1.jpg  ヒゲには、硬い毛と産毛の二種類の毛があります。硬い毛の間に、色素に乏しい直径0.01mm程度のごく細い産毛が分布しています。硬毛は直径が約0.1mmで、色素を有する柔軟な毛皮質の周りを硬いうろこ状の外層(キューティクル)が取り囲んでいます。
 
毛皮質の中心部には、髄質と呼ばれる中心軸があります。産毛は、髄質が無いことを除けば、硬毛とほぼ同じです。成人男性の顔には、6,000〜25,000本の円形または楕円形状の硬毛が存在しています。
 
ヒゲが伸びる速さには、かなり個人差があり、また場所によっても異なりますが、24時間に平均0.4mm程度の速さで伸びています。
また、ヒゲの分布は一様ではありません。最も毛が少ないのは、頬の下側(18〜36cm2)の部分で、最も濃密に生えているのは上唇部の上方(75〜110cm2)です。 hige_2.jpg一般に、毛は皮膚表面から30〜60度の角度で生えています。ほとんどの毛は、皮脂腺と関係しており、毛はそこから分泌される油脂で覆われています。(写真は24時間伸ばしたヒゲ)
 
毛の重要な特性は、水に濡れると柔軟になることです。濡れた毛の強さは、乾燥した毛の強さの1/2〜1/3に低下し、これがカミソリ刃を長持ちさせる快適な剃り心地に影響を与える要因となっています。
 
したがって、ヒゲ剃り前の皮膚処理は、シェービングの重要な要素であり、毛の表面を覆っている油脂分を取り除いて、水の浸透を促して毛を柔軟にするといった適切な処理を行えば、快適なヒゲ剃りができるわけです。 

皮膚

hige_3.jpg 肌は決して滑らかではなく、場所によって弾力も異なります。皮膚は薄い表皮とその下の厚い真皮の二層から構成されており、毛根は真皮の中にあります。表皮は、さらにいくつかの層に分かれています。
 
角質層は常に剥がれ落ちている死んだ細胞から構成されており、水を使うウェット・シェービングは、この死んだ細胞をきわめて効率よく取り除きます。剃り屑を分析してみると、毛とほぼ同量の皮膚屑片が認められます。
 
新しい細胞は、表皮の下方から増殖して、約10〜20日間で皮膚の表面に達します。したがって、私達が目にする皮膚は、生まれてから20日以下のものといえます。
 

髭話

無精ヒゲ     Text by : ぬま殿下

今では、年俸でも一流のメジャーリーガーとなった、イチロー選手。彼の「冷静」と「情熱」を掛け合わせた生き方に、感銘する人たちも多く、そのスタイリッシュな姿にも、注目が集まりますが、彼の無精ヒゲにも着目したいです。
 
もともと、米国人に比べると、日本人は童顔であり、メジャーでも、なめられないようにヒゲを伸ばし始めた・・・と、いう話もあるようですが、説はどうあれ、日本に無精ヒゲを認めさせたのは、間違いなく、イチローではないかと、自分は考えます。(サッカーの中田英寿選手も、少しあるかな?)
 
もちろんファッション性もあるのですが、やる事を、きちんとやっているならば、ヒゲなど関係ない・・・みたいな・・・。

昔から、日本は、ああいう無精ヒゲをはやしていると、だらしないと評価されるのが、ほとんどでしたが、世界で活躍する日本人スポーツ選手が、ごぞって、無精ヒゲをはやし、その姿が、輝いて見られるため、今では、無精ヒゲも、ひとつのファッションとして、定着してきました。

営業マンや、ショップの店員、冠婚葬祭に出る人などでも、無精ヒゲがOKな時代になり、礼装を重んじる、日本の文化が、少し変わってきたと言っても過言ではありません。
 
ただし、伸ばしっぱなしは、あくまでも、従来の無精ヒゲで、好感はもてませんよ・・・。やはり、きちんと手入れをしているからこそ、かっこ良く見える無精ヒゲに見えるのです。あれっ?マメに手入れしているヒゲなら、無精ヒゲとは、言わないのかな・・・? 

武将ヒゲ?     Text by : ぬま殿下

定年退職をなされたお客さんから、「今までは、会社勤めで、出来なかったから、これを機会にヒゲを伸ばしてみたい」と、相談されました。

「最近は、どんなヒゲが流行っているの?私には、どんな感じがいいのかな?」と聞かれたので、白髪の短髪で、日焼けした肌、スポーティーなイメージのお客さんだったので、案外、無精っぽいヒゲも似合うのではないかと思い、「若い世代に、人気のある、無精ヒゲみたいなのはどうですかね」と、提案した。
 
「えっ、ブショウヒゲなんて流行っているの?」「はい」「何?織田信長とか武田信玄みたいな・・・」「あっ、いえ・・・」戸惑っていると、お客さんはニヤッと笑っていた。なるほど、無精と武将をかけた、粋なジョークね・・・。
 
そんな、武将ヒゲブームがきたらと想像したら、ちょっと笑えた・・・。

まあ、今のヘアスタイルやファッションとの融合は難しいだろうけど、ヒゲスタイルの名称には、横文字だけで、日本独特のヒゲのデザインが無いので、今後、ヒゲに「信長」「信玄」などの名称がつき、「俺のヒゲは、信長」「俺は、甲斐系の信玄」「俺、黄門・・・」「えっ、お前、将軍系かよ〜」なんて、会話が、街の若者の中で聞けたら、面白いなぁ〜。って、あり得ないか・・・。

髭人物話

黒ひげ危機一髪ゲーム(玩具) Text by : ぬま殿下
 

 タルに入りつづけて30年・・・のキャッチコピーのごとく、愛され続けているタカラトミー社の「黒ひげ危機一髪ゲーム」
 これは何も「海賊危機一髪ゲーム」でも、良かったのでしょうが、やっぱり「ヒゲ」の印象が強かったのか、黒ひげの名がつき、ヒゲを代表するゲームとも言えます。海賊のイメージというと、色々とありますが、やはり「ヒゲ」のイメージも強いと思います。ちなみに、人気連載中の漫画「ワンピース」においても「白ひげ」「黒ひげ」というキャラクターが、重要所に出てきます。
 この玩具のキャラクター「黒ひげ」は、「バンダナ・アイパッチ・黒ひげ」といかにもの海賊なのですが、とてもにこやかに微笑んでいて、なんとも愛らしい・・・。それが、愛される理由なのでしょうか?以前、テレビ番組で、「売り出し当初は、飛び出した人が勝ち・・というものだったが、ある番組で罰ゲーム用として起用され、飛び出したら負けと設定され、それ以後、ルールも変更した」とか言っていました。自分も長年、飛び出したら「負け」と思っていました・・・。
 レイザーラモンHGの「黒ひゲイ危機一髪」などのバージョンも作られましたが、それも一応、ヒゲがあるからOKかな・・・?

小笠原 道大 (プロ野球選手) Text by : ぬま殿下
 

 日本ハムからのFA宣言で、巨人に入団した小笠原選手。無精ヒゲに、鋭い眼光でバッターボックスに立つ姿は「サムライ」と称され、人気の選手ですが、巨人入団会見で、アレ?アレレ?あんた誰・・・?って、感じになっていましたね。
 「ジャイアンツ選手は、紳士たれ」と、茶髪・ピアス・ひげを禁止しているジャイアンツのカラーに、もう染まったの?と、思いもしたが、まあ、新たなるスタートへのケジメという意味では、納得するものもあります。でも、自分は、あのヒゲが、とてもカッコ良くみえ、好きだっただけに残念です。
 野球選手は、写真などでも、ほとんど帽子やヘルメットをかぶっているので、ヘアスタイルの印象は乏しく、なかなか、顔の印象も偏ってしまいがちです。ユニホーム姿と、スーツ姿などでは、ギャップがあるなんてことも、しばしば・・・。そういう意味では、野球選手のヒゲの印象って大きいと思います。
今までの小笠原選手は、「サムライ」「泥臭いプレー」「ガッツ」というイメージから、ヒゲを剃って若く見え、さわやかなジャイアンツのイメージに転身していくのでしょうか?今後が楽しみです。

マリオ (ゲームキャラクター) Text by : ぬま殿下
 

 世界中で愛されている任天堂のゲームキャラクター「マリオ」彼のキャラクターを印象づけるのは、何と言っても、大きい鼻に豊かなヒゲです。あれがなければ、ただの「太ったおっさん」で、愛されるキャラクターには、成長しなかったと思います。
 もともと「ドンキーコング」でデビューした時には、名前もなかったとの話です。それをアメリカの任天堂スタッフが、倉庫にいるおじさんとそっくりだと言う事から、その人の名前をとって「マリオ」と呼んだことがはじまりとか・・・。なんか、いかにもアメリカにいそうですよね・・・ああいうおじさん・・・。日本でも、太っていて鼻の下にヒゲを生やし、愛嬌のあるおじさんは、ほとんど「マリオ」とあだ名されます。自分の出た学校にもいました。やっぱり、ヒゲの印象って強いですよね〜。
 設定も後付けながら「大工」にされ、「アメリカのカーペンター」というイメージに、またまた納得。ヒゲ、生やしていそうですよね、あちらの大工は・・・。日本の大工なら「角刈り」に「はちまき」のキャラクターだったかな?

ジャック・スパロウ(映画・キャラクター) Text by : ぬま殿下
 

言わずとも知れた、ジョニー・デップの当たり役で「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主人公の海賊です。
ジャックは、かっこいい上に、あの飄々(ひょうひょう)としたキャラクターが、魅力なのですが、自分が、特に興味を示すのは、あの顎ヒゲです。
顎全体に伸ばしたヒゲの、二箇所だけを長く伸ばしていて、そこに、髪につけているビーズとおそろいのものを、ヒゲにもつけています。あれが、とても気になります。映画のブームで、真似する人がいてもおかしくないと思いますが、日本では、そういうふうに、ヒゲにビーズをつけて演出している人、自分は、まだ見た事ないですね〜。(レゲエ系の人とかは、やるのかな?)
ジャックのコスプレは、映画と同時に流行りましたから、きちんと、このビーズ付の付け髭は販売しています。まあ、お遊び程度の物で、本当にかっこ良くきめるという訳にはいきませんが・・・。プライベートで、自分のヒゲに、アクセサリーをつけるなんて演出は、注目度バツグンだと思うので、やってみたら面白いかも知れませんよ・・・。でも、日本人では、浮くかな?

チャールズ・ブロンソン (映画俳優) Text by : ぬま殿下
 

40代以上の人なら、「男の中の男」「男くささの象徴」として、今でも、チャールズ・ブロンソンは、記憶に残っている事でしょう。と、言うか、何と言っても「うーんマンダム」ですよね〜。当時、誰もが、顎に手をあてて、このマネをしたものです。未だに、ギャグとして使われる事もしばしば・・・。
日本では、これにより、男性化粧品の定着化がなされたような感じですが、男が憧れる男として、やはり、彼のヒゲも魅力的で、ブロンソンと言えば、あの鼻の下に生やしていた、豊かなヒゲが代名詞ではないでしょうか?あの、シブい目元もかっこいいのですが、やはり、ヒゲなくしては、ブロンソンではないかと・・・。「大脱走」や「荒野の七人」などが、代表作ですが、自分は、三船敏郎・アロン・ドロンと競演した「レッドサン」が好きでしたね。

髭男爵 (お笑い芸人) Text by : ぬま殿下
 

ワイングラスを片手に「ショートコンツェルン」と称したコントを繰り広げ、「ルネッサ〜ンス」と叫ぶ、山田ルイ53世と、ひぐちくんのコンビ。その山田ルイ53世は、ベタベタの貴族の格好に、みごと(?)な髭・・・ちょっと、気になります。「エンタの神様」では、ブレイクの兆しがあるみたいな感じですが、今後は、どうなる?個人的には、嫌いじゃないです。でも、同じヒゲ関連なら、ムーディー勝山の方が、興味があります。先に、ムーディー勝山を取り上げたかったのですが、何せ、名前が「髭男爵」ですから、ヒゲ倶楽部としては、無視できないと思いまして・・・。

サンタクロース(伝説の人物) Text by : ぬま殿下
 

クリスマスに、プレゼントを持ってきてくれるサンタクロース。
誰も実物を見た事が無いのに、そのイメージは、世界共通で、その特徴的なもののひとつが、豊富な白ひげでしょう。
あの異常に多いとも言える白ひげがあるおかげで、顔の大半を隠すことができ、幼稚園などで、子供たちの夢を壊さず、サンタのコスプレをして、プレゼントを渡してあげることができます。
もし、ひげの無いサンタだったら、どうでしょう?
顔がオープン過ぎて、誰でもできるという訳には、いかなくなると思います。
良かったですね、サンタにひげが生えていて・・・。
ところで、ドイツでのある一説では、サンタは双子で、良い子にプレゼント渡す、赤いサンタと、悪い子におしおきをする、黒いサンタがいると言います。
さて、ブラックサンタも、豊富なひげなのでしょうか?
たぶん、黒ひげなのでしょうね・・・。

カーネル・サンダース(ケンタッキーフライドチキン創業者) Text by : ぬま殿下
 

クリスマスでなくても、チキンを食べるようになり、ファーストフードとしても定着した、ケンタッキーフライドチキン。
その創業者である、カーネル・サンダース(ハーランド・デーヴィット・サンダース)は、その宣伝用の人形から、誰しもが、顔がパッと思い浮かぶ人物でしょう。
彼の髭もまた、ユニークで、顎ヒゲが、白い筆先のように、口からピンと下に向かって生えています。
でも、実際、そこまで見ている人は少ないかな?白いタキシードに白髪で、白のイメージが大きいので、白い髭は、意外と見落としてしまいがちです。
ぜひ、一度、じっくり見て、その髭を観察してみてください。

∀ガンダム(アニメ・ロボット) Text by : ぬま殿下
 

誰もが知るガンダムシリーズの中で、異色と値されるほどの∀ガンダム(ターンAガンダムと呼びます)。
それは、富野由悠季総監督が、メカニックデザインに、映画「ブレード・ランナー」などで有名な、シド・ミードを迎えた事に、端を発する。
何せ、ガンダムに「髭」が生えている・・・。 その、斬新なデザインから、従来のファンから敬遠されがちであったが、見慣れれば、どうってことはない。
ちなみに、あれは、髭ではなく、通常ガンダムの額のブレードアンテナに替わる、チークガード(頬あて)らしい・・・。
ロボットには、無縁の髭を、デザインに組み込むなんて、さすが、シド・ミードって感じでした。
賛否両論あっても、髭のガンダムとして、一発で印象に残るほどのインパクトはあったわけだし・・・。

EXILE(ヴォーカル&ダンス・ユニット) Text by : ぬま殿下
 

かっこいいヒゲというと、自分はまず、EXILEをイメージしてしまいます。それだけ、メンバーのヒゲ率が高く、また一人一人のヒゲが個性的で、「男」を強調しているような、まさに「ヒゲメン」を代表している人たちでしょう。某カミソリのCMに起用された時は、女性ファンから、メンバー全員が、ヒゲを剃ってしまうのではないか・・・と、懸念されたくらい、女性ファンからの、ヒゲの支持も圧倒的です。なかでも、やはりリーダーのHIROでしょうね!あの、Vシネマばりのヒゲには、すごみさえ感じられます。こだわりをもって、ヒゲをきちんと作っているみたいです。ちなみに、メンバーで、唯一、ヒゲをはやしていない、新ボーカリストのTAKAHIROは、「ヒゲに憧れているが、産毛しかはえてこない・・・」と、コメントしてありました。全メンバー「ヒゲ」は、無理かな?

ラーメンマン(キン肉マン・超人)
Text by : ぬま殿下

人気漫画「キン肉マン」の主要キャラクターである、ラーメンマン。はじめは、残虐超人として、ブロッケンマンをキャメルクラッチで、真っ二つにしとめるなど、とてつもなく、ひどいおっさんでしたが、ストーリーが進むにつれ、正義超人となり、その存在は、キン肉マンには、かかせないものとなっていく。後には「闘将!ラーメンマン」として、独立した漫画にもなり、その人気を不動としている。が、そのラーメンマンのヒゲが、かっこいいかというと、疑問である。なにせ、鼻の下から、二本の線が、左右に一本ずつ垂れているだけだから・・・。まるで、ナマズのヒゲのように・・・。なんで、中国人の設定だと、ああいうヒゲになるのだろう?あれが、中国で、流行っていた時代とかあるのだろうか・・・。そういえば、ジャッキー・チェンのカンフー映画にも、そんな奴がいたような???

CHEMISTRY(歌手)
Text by : ぬま殿下

テレビ番組の「ASAYAN」の企画からデビューした、川畑要と堂珍嘉邦の、男性デュオ。川畑のサングラスのかけ方が、一時、話題になったが、なんといっても、二人ともヒゲメン!堂珍は、すっきりとした顔立ちで、デビュー当時は、川畑のヒゲ顔のワイルドさと、対照的に、清潔感のあるイケメン的要素で、女性ファンを魅了してきたが、最近では、不精的ヒゲを伸ばし始め、男くささを漂わせている。ある意味、顔立ちの良い奴は、何をしても、かっこいいということだ・・・。本来、彼は、ヒゲがすごく伸びるらしく、一日に、二回もヒゲ剃りをしていると、何かで言っていました。ヒゲのイメージが強いのは、川畑の方でしたが、実は、以外に、ヒゲが濃いのは、堂珍の方みたいです。

藤竜也 (俳優)
Text by : ぬま殿下

ダンディーな口髭のイメージが強い、藤竜也。髭がまだ、一般的ではなく、今のように、誰でも伸ばして、楽しめるといった時代ではなかった70年代〜80年代にかけて、ドラマや映画で活躍した、そのダンディーな髭は、藤竜也のトレードマークと言っても過言ではありません。鍛えあげられた肉体に、サイドバックにきちんと整髪された髪、そして、男の色気を漂わせる口髭。大島渚監督の「愛のコリーダ」で、本番を演じた事で話題にもなりましたが、自分は、なんといっても「プロハンター」です。「あぶない刑事」の原型とも言われる番組で、草刈正雄とコンビでの探偵ドラマでしたが、赤いブルゾンを着て、横浜を走る藤竜也に、痺れましたね〜。最近の「海猿」などでは、短髪にし、髭も、昔の感じではなく、不精っぽく伸ばし、年を重ねて、イメージは変わりましたが、白髪まじりの不精髭も、これまた、渋さとセクシーさを兼ね揃えて、いくつになっても、魅力的な髭の名優です。

ハルク・ホーガン (プロレスラー)
Text by : ぬま殿下

右手人差し指をあげて「イチバァ〜ン」と叫ぶプロレスラー、ハルク・ホーガン。必殺技は「アックス・ボンバー」鍛えあげられた肉体もみごとですが、あの金髪の重厚なヒゲも、見逃してはなりません。鼻の下のヒゲが、そのまま、口の両サイドを通り、顎までに垂れていく・・・と、言っても、顎ヒゲは、生やしていない・・・豪快なヒゲに、こだわりのデザイン。いかにも、アメリカ的と言った、ヒゲのイメージがあります。「ロッキー3」や「特攻野郎Aチーム」などにも出演し、レスラー以外でも人気がありました。そう言えば、ハルクが着ていた「一番」Tシャツ、なぜか、原宿で流行ったよな・・・。外国人の好む、漢字T シャツのはしりは、この一番Tシャツではなかろうか・・・?

保毛尾田保毛男 (番組内キャラクター)
Text by : ぬま殿下

「とんねるずのみなさんのおかげです」で、人気を得た、石橋貴明が演じる、ホモ的キャラクター。テレビにて、ホモ的キャラクターを前面に出し、笑いをとる!ある意味、石橋貴明しか、できないような、掟破りのキャラクターだが、見た目一発で、笑いを取り、そのしぐさや、口調などで、ぐっと笑いに引き込まれるキャラクターである。コントのシリーズ化もされ、キャラを定着させた。その最大のインパクトは、口の周りの青ヒゲ(ヒゲ剃り跡の青々した部分)。その青ヒゲは、直接的にヒゲと言ってはウソになるが、遠目から見ても分かる青の部分は、まさに、ヒゲのラインを想像できるもので、ヒゲと同等と言っても過言ではないだろう・・・。その当時は、ヒゲの濃い人物を「お前、保毛男じゃん」と、からかうことも多々あり、ある意味、保毛尾田保毛男も、ヒゲをイメージさせる、りっぱなヒゲメンのような気がする。